シマエナガを飼うことはできる?よく似ていて飼える鳥は?

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雪だるまのように真っ白!マシュマロのようにフワフワ!シマエナガはとても可愛い鳥さんです。


こんな可愛い鳥なら飼ってみたくなりますよね?

シマエナガは飼えるの?どんな生態なの?同じくらい可愛い似ている鳥はいるの?

調べてみましたので解説していきます!

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シマエナガを飼う事はできる?

残念ですがシマエナガをペットとして飼育することはできません。

・理由は「鳥獣保護法」の法律で禁止されているからです。

シマエナガは研究、保存目的以外での飼育が全面的に禁止されています。

もちろん、ペットショップでの販売も禁止されています。

法律ですから違反をすれば罰則を受けることになります。
※違反者は1年以下の懲役又は100万円以下の罰金

仮に飼った場合でも、寒い地域に棲息する鳥なので温度管理が大変ですので長期飼育は難しいと言われています。

常にクーラーなどで温度管理は必須となります。

シマエナガの生態についてのあれこれ

・棲息地は?
日本では北海道から北の地域で分布していますが、主に北海道に生息しています。

・分類は?
カラス目エナガ科の鳥です。日本ではエナガ科は1科だけです。

・外見は?
長い尻尾が特徴です。体長はクチバシから尻尾まで約14㎝ですが、尻尾は体の半分以上の長さです。


・なにを食べてるの?
クモなど小さな昆虫を食べています。特に「アブラムシ」が好物なんですよ。
害虫である「アブラムシ」を食べてくれるのは人の役にもたっていますね。

・名前の由来は?
この外見が神社の水やり等に使う「ひしゃく」に似ていて、「ひしゃく」の別名が「エナガ」で、名前はエナガになりました。

・性格は?
かわいらしい見た目なんですが、実は気性は荒めです。人間が近づくと「ツリリリリ」と鳴きます。これは警戒している鳴き声で威嚇しています。

エナガ同士の縄張り争いでは体当たりをしたりかなり攻撃的な一面があります。

・鳴き声は?
「ジュリリ」とかわいい声で鳴きます。繁殖期のオスの鳴き声である、さえずりは「チーチーチー」です。警戒している時は「ツリリリ」と鳴きます。

・小さくてすばしっこい!
エナガは日本で2番目に小さい鳥なんです。すばしっこい鳥で、写真家からも早くて撮影者泣かせの鳥なんです。天敵からも逃げ切ります。

・ネットでよく見るまるっこい姿は実は…
エナガは実は細身でスマートな鳥なんです。まるっこいのは冬毛で、羽毛を膨らませて保温しているからです。ネットの画像を見ると勘違いしちゃいそうですね。

・どんな所に居るの?
広い森がある場所に生息していますが、緑のある神社、緑のある大きな公園などに住み着きます。

・繁殖は?
一般的な鳥と比べて早く、2月から営巣をはじめます。

・どんな巣?
エナガの巣はふわふわしてて暖かそうな巣です。

クモや蛾のまゆを巧みに使い編み込み外側を作ります。中は鳥の羽をたくさん敷き詰めふわふわに仕上げます。

おかげで、ふわふわの巣ができあがります。

・雛の子育ては?
オスメス一緒に子育てします。

昼間はメスが抱卵して夜間はオスメス一緒に抱卵します。

卵は約2週間で孵化します。

オスメスで子育てしながら、約2週間後には巣立ちします。

シマエナガの雛はとてつもなく可愛いですよ。

シマエナガの雛たちが枝に並ぶ「シマエナガ団子」と呼ばれる光景は最高です!


シマエナガによく似ていて飼える鳥は?

エナガは?

シマエナガによく似ている鳥にエナガがいます。

エナガは本州に棲む鳥です。シマエナガはエナガの亜種となります。

シマエナガとの外見的な違いの特徴としては「太い眉」ですね。でも、この眉がチャーミングでかわいいんです。

・エナガなら飼うことはできる?
残念ですが、「野鳥」であるエナガは多くの「野鳥」と同じで「鳥獣保護法」の法律で「捕獲」や「保護」が禁止されています。ですからペットとして飼うことはできません。

・野鳥を保護した場合はどうすればいいの?
野鳥は捕まえたり、飼育することは法律で禁止されています。
必ず各都道府県の野生鳥獣担当機関に連絡をしてから指示に従ってください。

各都道府県の行政鳥獣保護窓口

関連記事:シマエナガの生息地域と見れる動物園はどこ?夏毛はどうなる?グッズや鳴き声も紹介!

まとめ

・シマエナガをペットとして飼うことはできない

・飼育できない理由は「鳥獣保護法」の法律で禁止されているから

・棲息地は日本。主に北海道に棲息しています

・カラス目エナガ科の鳥。日本ではエナガ科は1科だけ

・長い尻尾が特徴。体長はクチバシから尻尾まで約14㎝。尻尾は体の半分以上の長さ

・クモなど小さな昆虫を食べています。特に「アブラムシ」が好物

・名前の由来は、外見が「ひしゃく」に似ていて、「ひしゃく」の別名が「エナガ」であったから

・かわいい見た目ですが気性は荒め

・「ジュリリ」とかわいい声で鳴く。さえずりは「チーチーチー」、警戒している時は「ツリリリ」と鳴く

・エナガは日本で2番目に小さい鳥です。超すばしっこい鳥です

・ネットでよく見るまるっこい姿は冬毛で、羽毛を膨らませて保温しているからです

・広い森がある場所に生息しています。緑のある神社、緑のある大きな公園などに住み着く

・一般的な鳥と比べて早く、2月から営巣をはじめる

・エナガの巣はふわふわしてて暖かそうな巣です

・オスメス一緒に子育てします。昼間はメスが抱卵して夜間はオスメス一緒に抱卵します

・シマエナガと似たエナガは本州に棲む鳥

・シマエナガはエナガの亜種。シマエナガとの外見的な特徴の違いは「太い眉」です

・エナガも「野鳥」であるので「鳥獣保護法」の法律で「捕獲」や「保護」が禁止されているので飼うことはできない

鳥獣保護法は違反すれば厳しい罰則があります。

かわいいからと安易に飼育してはいけないのがわかりました。

棲んでる場所がわかったので、見つけに行って鑑賞だけして楽しみましょう!

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