生クリームを泡立てる簡単な方法を紹介!プロから聞いたコツを伝授

暮らし方

ケーキ作りには欠かせない生クリーム。ふんわり美味しく出来ていますか?

固くなってしまったり、上手く泡立てられなくて苦労することもありますよね。

プロが作るような生クリームを作るには何かコツがあるんでしょうか。

そう。実はコツがあるんです。

友人にプロのパティシエがいます。彼女は材料にとてもこだわり、もちろん道具のこだわりも凄いです。

今回は生クリームを泡立てる簡単な方法を彼女から聞いたので、プロのコツを伝授したいと思います。

最後までお読みいただけば、ふんわり美味しい生クリームが作れるようになると思います。

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プロはこうする!

ケーキ作りのプロである友人はどんな風に生クリーム作りをしているのでしょうか。

使う道具や持ち方、ボールに手を添えるときの添え方や、混ぜ方などいろいろ知りたいですよね。

順を追って見ていくことにしましょう。

まずは使う道具からです。

 

道具はこんなのを使う

 

ボウル

まずはボールですが直径20~25センチ位のものが押さえやすいので便利です。

素材はステンレスのものがいいでしょう。プラスチックでは熱伝導率が低いので十分冷やすことが出来ませんから。

ボウルの形ですが、深さが十分にあるものがいいです。その方が混ぜやすいとのことです。

友人パテシェはステンレスボウルを斜めに持って混ぜます。

その方が素早く混ざるし、深さがある方が下に敷く氷などがボウルの中に入らないようにするためだそうです。

・直径20~25cm

・ステンレス製

・深さが十分にあるもの

 

泡だて器

泡立て器は長さが25~30センチ位で柄のしっかりしたものを選びましょう。

柄はある程度太くないと力が入りません。素材はステンレスが一般的です。

ここからが重要なのですが泡だて器が固いと生クリームが固くなってしまうため、びよんびよんと柔らかいものがいいとのこと。

そして泡だて器の穂先がたくさんあること。ちなみに彼女のは24本です。

ボールの下にはバットを敷きます。氷を張ることになるので十分な大きさのものを選びましょう。

バットの素材は特に気にしなくても構いません。

 

・25~30cmで柄がしっかりしているもの

・先が柔らかい物

・先のステンレスの数が24本など多い物

 

バット

氷をはってボウルを十分に冷やす。

ボウルを十分に冷やすという事がとても大事です。

 

持ち方、手の添え方(右手・左手)

左手はしっかりボールを持ちます。

右手で泡立て器を握ります。

左利きの方はこれを逆にすればいいわけです。

これで準備OKです。

かき混ぜるには混ぜ方があるので、それを次項でご説明しましょう。

 

混ぜ方

それでは混ぜていきましょう。

一般には氷をはったバットの上で混ぜるのですが友人パテシェは違います。

じゅうぶんに冷やしたボウルを斜め目に持ち上げて混ぜていくのです。

その方が混ぜやすく、手早くきれいに出来上がるからです。

 

・斜めにボウルを持つ。(バットに置いたままではない)

・素早く混ぜる。

 

準備その他

何事も準備をしてから臨むことが大事です。生クリーム作りもそうです。

でも準備をすると言っても、何をどんな風に準備すればいいのか、わからない方もいるでしょう。

じつは準備をするポイントは1つなんです。それが何かを見てみましょう。

 

温度

温度も重要事項です。すべてを冷やしておくことが大事です。

ボールや泡立て器、バットといった器具はあらかじめ冷蔵庫でよく冷やしておきましょう。

室温も注意です。

友人パティシエの厨房は冬でも暖房を入れません。

もちろん生クリームもよく冷やしておいてください。

それからバットを除く器具、ボールと泡立て器は水気をしっかり切っておいてください。

数滴でも水が入ると、上手く固まらず緩くなってしまいます。

 

・材料、器具は十分冷やしておく。

・部屋に暖房はつけない。

 

どれくらいの量をどれくらいの時間で作るのか

どれくらいの分量をどのくらいの時間をかけて作ればいいのでしょうか。

そこで時間と分量の目安について見てみましょう。およその見当がつくと思います。

 

時間と分量の目安

友人パテシェは、200ccの生クリームを底の深いボウルに入れて泡立てるのに5分もかからないと言っていました。

もちろんよく言われるパックに砂糖少々とレモン果汁数滴を加えたりなどという事は一切しません。

200ccの生クリームを泡立てるのにかかる時間はほんの3,4分。

出来上がった生クリームの保存の仕方

基本的には出来上がった生クリームは、すぐに使うことが原則と思ってください。

どうしても保存をしたい場合は、あまり泡立てず5~6分立てくらいで止めておきます。

保存は冷やしたタッパーでかまいません。

使う時に8分立てくらいに泡立ててやればふんわりした仕上がりになります。

まとめ

友人パテシェは器具選びがとても大事だと言っておりました。

ステンレス製泡だて器の先がびよんびよんと柔らかくしなる、などという事はほんとに初耳でした。

 

  • 使用する器具はボールは直径20~25センチ程度。
  • 材質はステンレスが良い。
  • 深さが十分にあるもの
  • 泡立て器は長さ25センチ程度で、柄がしっかりしたもの。
  • 先がよくしなる柔らかい物。
  • ステンレスの本数が24本など、多いもの。
  • 良く冷やしたボウルを斜めに持ち、混ぜる。
  • 200ccのパックを泡立てるのにかかる時間は3,4分。
  • 使用する器具はすべて冷蔵庫でよく冷やしておくこと。室内も暖房は使わない。

いかがですか?

本などで読むのと違い、実際のパテシェのやり方はなるほどと思うものでした。

器具によってこんなにも素早く簡単に作れるとは思ってもいませんでした。

ちなみに友人パテシェは自宅でひっそりと作っていてネット販売などもしないのですが、口コミのみで東京から毎月注文するお客さんやこだわりのカフェなどから店用のケーキの注文も受けています。

器具だけでなく材料のこだわりも半端ないです。あちこちの有名ケーキよりも美味しいと断言できます。

手作りできる量しか作らないというのが彼女のこだわりです。

最期までお読み下さりありがとうございました。

 

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