麦茶とウーロン茶、ガブガブ飲むにはどっちがいい?徹底比較してみた

暮らし方

これから暑くなってくると冷やしたお茶をガブ飲みしたいですよね。


昔は麦茶一本槍でしたけど、今では色んなお茶があります。特にウーロン茶は本当に身近になりました。

元々はその時の気分で選んでいたのですが、私自身、健康のことが気になり始め、沢山飲むとなると、身体への良し悪しへ目が向いてしまいます。

そこで、今回は麦茶とウーロン茶についてあれこれと調べてみましたので、徹底比較をしてみたいと思います。

成分や効果、夏に向いているのはどちらかなどをテーマに書き進めていきますので、どうぞ最後までお付き合いくださいね。

 

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ガブガブ飲むにはどっちがいい?

最初に結論を言ってしまうと、どうやら夏場にガブ飲みするのは、麦茶の方が適しているようですね。
昔から夏になれば麦茶を飲んで来たのは、それなりに理由があるわけです。

大汗をかいた時には麦茶にしましょう。塩飴などで塩分を摂ることも忘れないでくださいね。

確かに夏の暑い日など、のどが渇いたときに麦茶なら何杯でもググっと飲めるのですが、ウーロン茶は味が強いというか、何杯も飲むのは少し厳しいかな、と思いました。

何故そうなのか、いろんな角度からみるとわかってきます。

それでは早速比較してみましょう。

 

夏、ガブ飲みにふさわしい成分は?

次の二つの成分が含まれる飲み物が、ガブ飲みにふさわしいと考えられます。

ミネラル

ノンカフェイン

夏には汗を多くかきます。そして汗は水分とともに体内のミネラルなども排出してしまいます。

そこでミネラル補給が必要になってくるのです。

また、カフェインが含まれると眠気が軽減され眠りにくくなったりするので、ノンカフェインの方が夜でもガブガブ飲めるというわけです。

それでは麦茶とウーロン茶でミネラル、カフェインがどちらが多く含まれているか、調べてみましょう。

■麦茶

・ミネラル(ナトリウム、カルシウム、カリウム、マグネシウム、リンなど)が多く含まれる。

・カフェイン 含まれない

■ウーロン茶

・ミネラルは製造工程(茶葉を発酵させる)の段階でほとんど失われてしまう。

・カフェイン 100mlあたり20mg含まれている。(コーヒーの約3分の1)

カフェインは1日あたり250mg以上摂取すると、頭痛やめまいなどの症状が現れるといわれています。

ウーロン茶をガブガブとついつい多量に飲んでしまうと、体に良くないですね。

 

麦茶とウーロン茶では成分が全く異なることが、おわかりいただけたと思います。

夏には汗を多くかきます。そして汗は水分とともに体内のミネラルなども排出してしまいます。

ですから夏に向いているのはそれらを補える麦茶ということになります。

麦茶は汗とともに体外に出てしまうミネラル補給に適している。夏の熱中対策にも良い。

ウーロン茶には水分の補給や疲労を軽減させる効能はあるが、ミネラルやビタミンはほとんど含まれていない

ですから栄養素(成分)からみるとやはり麦茶が適しています

 

飲み心地は

飲み心地という点では個人差があるとは思いますが、概ね原材料や作り方からくる違いがあると思います。

 

麦茶は原材料である大麦を焙煎している日本のお茶です。

大麦にも六条大麦と二条大麦があり、六条大麦はさっぱりとした味の飲み心地で、二条大麦は甘みのある味の飲み心地がします。

 

ウーロン茶は数百種類ある中国茶の一種です。作り方は途中まで発酵させます。

種類によって味わいや香り、作り方も少し違いますが、飲み心地としては概ね香ばしい香りと、苦みを感じます。

ですので、最初に申し上げたように、何杯も飲むには苦味が重なって少し厳しいかなと思います。

また、飲み過ぎるとカフェインを摂りすぎることになるので、良くないと思います。

ただ、暖めて飲む場合は違ってきます。

麦茶は冷やして飲むことを前提にしていますから、温めて飲むとなんだかおいしくありません。

ウーロン茶は緑茶のように温かい温度で飲んでも美味しくいただけます。

目的によって使い分けるようにしたいですね。

 

麦茶とウーロン茶のその他の成分と効果

それ以外にも、代表的な成分と効果を紹介します。

成分

■麦茶

・Pクマル酸
・ピラジン
・ギャバ(GABA)

■ウーロン茶

・ポリフェノール
・カフェイン

これらの成分については、効能のところで詳しく述べたいと思います。

効果

まずは麦茶に含まれる3つの成分から見ましょう。

・Pクマル酸
・ピラジン
・ギャバ(GABA)

これらの成分にはそれぞれ、

抗酸化作用・血行促進・リラックス効果があります。

そしてピラジンの持つ血行促進効果は、冷え性に悩む女性にとっては強い味方になってくれます。

 

次にウーロン茶に含まれる成分を見ましょう。

・ポリフェノール
・カフェイン

ウーロン茶に含まれている「烏龍茶重合ポリフェノール」には、脂肪の吸収を抑える効果があります。

カフェインには中枢神経を覚醒させ、疲労や眠気を軽減させる効果があります。

ですから脂っこい食事をするときや、長時間車の運転の時などは、ウーロン茶を飲むようにしたらいいですね。

 

関連記事:麦茶を水出しで作った時の保存期間!水道水と浄水器の水の違いは?

 

まとめ

  • 麦茶とウーロン茶は成分に違いがある。麦茶には豊富なミネラルが含まれるのに対し、ウーロン茶にはほとんど含まれない。カフェインは麦茶には含まれず、ウーロン茶には含まれる。このことからガブ飲みには麦茶が良い。
  • 麦茶とウーロン茶は効果が異なる。それぞれ特徴があるので使い分けることが大事。
  • 夏に向いているのは冷やした麦茶。

以上、麦茶とウーロン茶を徹底的に比較しました。

夏に麦茶を飲むのは理由があったんですね。知りませんでした。

徐々に気温が上昇していますから、早速麦茶を仕込むことにします。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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