就活中の学生や転職活動中の社会人はボーナスが平均でいくらもらえるのか?
自分の今の会社でもらっているボーナスは平均以上なのか?気になりますよね。
もちろん多ければ多い方が良いのですが、そんなに甘い世の中ではないのが現実でしょうか。
求人広告を見ると「月給○万円+賞与(ボーナス)○ヶ月分」と掲載されていたりします。でも平均がわからないといいのか悪いのかわからないですよね?
今回は企業選考(エントリー)にも役立つボーナスは平均何ヵ月分でいくらもらえるのか調べてみたので解説していきます。
ボーナスの平均は何ヵ月分?
ボーナスの平均は大企業で2.5ヶ月分。中小企業で1ヶ月分と言われています。
中小企業の中には業績悪化により仕方なくボーナスを減額する場合があります。
ところが大企業は業績に左右されずに固定的にボーナスを支給している場合も多いようです。
とは言え日本の9割が中小企業ですので、中にはボーナスを出せなくなってしまった企業もありますので平均は1ヶ月分と考えておくのが妥当の範囲と言えます。
また、ボーナスは基本給の金額で計算をする事も覚えておきましょう。計算式は「基本給×○ヶ月=ボーナス支給額」となります。
給料の何ヵ月分と思っている人も多いかもしれませんが、給料=基本給ではありませんので注意しておきましょう。
もう少し具体的に話しておきますね。
給料の中に含まれる「家族手当」「時間外手当」「住宅手当」「役職手当」など一切含まないのが基本給になります。
これがわかれば求人広告で「月給○万円、ボーナス○ヶ月分」って書いてあっても実際のボーナスで貰える金額は少なくなるのがわかりますね。
平均でいくらになるの?
ボーナスの平均額は37万円と考えておくのが妥当だと思います。
この金額のデータには大企業、中小企業を含めた民間企業全ての平均です。公務員は含まれていません。
日本企業の9割が中小企業であって、中小企業の中で4割の企業がボーナスが出ていないという事実があります。
多く感じるか少なくなく感じるかは人それぞれですが37万円はもっとも参考にすべき平均金額だと思います。
ちなみに37万円から社会保険料と所得税が引かれます。
37万円が日本企業のボーナス平均額なら個別で見たらどうなるのかも調べてみました。
大企業、中小企業、公務員のボーナス平均額は以下のデータになります。
・中小企業 27万円
・公務員 78万円
大企業の中で部門別で調べたところメーカーなど「製造業」が92万円。小売業、サービス業などの「非製造業」が66万円で業種によって金額の差が大きい事が調べてみてわかりました。
こちらの記事も参考にどうぞ
☆夏のボーナス【女性】の平均手取額と使い道を年代別に見てみよう!
まとめ
・日本の企業の9割が中小企業なので中小企業の平均がもっとも参考にできます。
ボーナスって平均で何ヵ月分もらってるの?
・ボーナスの平均支給額は37万円が妥当
今回調べてみて大企業はボーナス支給額が平均的にも高く、安定感があることがわかりました。
中小企業でボーナスが出ない企業は悲観的に捉えてしまいますが、その企業の社長は本当はボーナスを出してあげたいけど出せないって事であって業績がいいからボーナスが出るのではなく、業績が悪くなったからボーナスが出なくなるのだと考えるべきだと感じました。
人のせいにしちゃいけないって事ですよね。
しかし、製造業(メーカー)や自動車業など輸出関連の業種はボーナスが高い傾向であったり、小売業、サービス業のボーナスはやや低い水準である事もわかりました。
個々の頑張りで得られた成績や結果、スキルでもボーナスの支給額は左右されると思いますが就職活動、転職活動を考えている読者にこの記事が参考になれば嬉しく思います。
コメント