運転歴の浅いドライバーは考えたこともないかもしれません。
曲がったり汚れたらガソリンスタンドで替えてくれるもんなんじゃないの?って思ってたりしてるかも?
実はナンバープレートは車検を行う国の機関(陸運局)で交換してもらいます。
それなら陸運局の人が交換してくれるから心配無用?それとも自分でやるの?
ナンバープレートの外し方はそんなに難しくありません。素人でもできます。
今回は、ナンバープレートを素人が外すのに必要な外し方のポイントと道具をお伝えしますので、不安に感じているあなたは必見です!
それと、どんな時にナンバープレートを交換するのかも解説してますので見ていきましょう!
ナンバープレートの交換
素人でできるの?陸運局はやってくれないの?
ナンバープレートの交換は全て自分でやります。簡単だから心配しなくても大丈夫です!
陸運局の専用場所(封印場)に車を持ち込み自分で取り外し、取り付けも行います。
普通車の後ろのナンバープレートに付いている封印の取り外しも自分でも行いますが、取り付けは陸運局の人が行います。
●封印ってなに?
後ろのナンバープレート(左側のボルト部分)に付いているアルミのペットボトルのキャップみたいなやつです。
検査を通ったナンバープレートが陸運局に登録された証です。
封印は普通自動車に付けられますが、軽自動車は法律で義務化されてないので付いていません。
道具はどうするの?
+(プラス)ドライバーがあれば大丈夫です。
陸運局でもドライバーなど「最低限の工具」は貸し出してはいますが、自分で用意していく方が作業もスムーズに進みます。
●ナンバープレート交換に必要な道具を紹介します
・プラスドライバー3番←必須!
・プラスドライバー2番←あると便利!
・メガネレンチ(10mm)←あると便利!
・ボックスレンチ(T形レンチ)10mm←あると便利!
外し方のポイント
まずは、陸運局でぶっつけ本番にしないことです。用意したドライバーでボルトが回るか?
※あらかじめ家で緩めておいてから陸運局に向かう方が良いです!
●ボルト(ねじ)には番手と呼ばれるサイズの番号があります。
ボルトの番手(数字)が大きくなるとボルトのサイズも大きくなります。
ボルトの番手に合わせたプラスドライバーを使わないとネジ山をなめる(削ってしまう)事になります。
最悪の場合はボルトが外せなくなってしまいます!
ナンバープレートのボルトはプラスドライバーの3番がぴったりです。3番のプラスドライバーを使って反時計回りに回して外しましょう。
●封印の外し方(ポイント)
少し抵抗がありますが、封印のフタはアルミですのでドライバーで貫通させることができます。
先端が尖っているドライバー(2番)もあれば、封印の真ん中にドライバーの先端を合わせてハンマーでドライバーで軽く叩いていき貫通させます。
中にボルトがありますので、後は普通に3番ドライバーで回して外します。
●封印の外し方を簡潔にまとめると
・2番ドライバーで封印を貫通させて3番ドライバーで中のボルトを外す!です。
●ボルトが錆びてしまっている場合の外し方
・10mmのT形レンチを使います
T形レンチは持ち手が長く、力を入れて回すことができるのでおすすめです!
ドライバーではなく、レンチで回して外すってことです。
サビが酷い場合は、5-5-6(サビ取り)を吹き掛け10分くらい
経ってからレンチで回すと外しやすくなります。
●ここでサビ対策も紹介します!
陸運局がくれるボルトは亜鉛製のボルトです。駐車場が屋外だったりすると雨ですぐに錆びてしまいます。
そこで市販されている「ステンレスボルト」がサビに強くておすすめです!
ナンバープレート用ボルトのサイズはM6です。
どういう時に素人がナンバープレートを外すのか?
引越しの時
車のナンバープレートは、各都道府県の「陸運支局」「自動車検査登録事務所」の管轄で定めています。
そのため、同じ都道府県内で引っ越した場合でも「陸運局の管轄区域」が変わってしまったらナンバープレートを変更しなくてはなりません。
引っ越しに伴うナンバープレートの変更(交換)は引っ越し先の住所を管轄している陸運局で行います。事前確認をして、引っ越し前に準備をしておくようにしましょう!
廃車の時
廃車の依頼方法で自分でナンバープレートを外すか変わります。
・車の解体業者に来て車を引き取ってもらう場合は自分でナンバープレートを外しておきます。
・車の解体業者に自分で車を持ち込んだ場合は解体業者がナンバープレートを外してくれます。
・外したナンバープレートは保管!
ナンバープレートは永久抹消登録(返納)をするのに必要です。無くさないようにしっかりと保管しましょう!
東京オリンピック仕様に変更する時
2017年10月10日からナンバープレートを東京オリンピック仕様のナンバープレートに変更できるようになりました。
●オリンピック仕様のナンバープレートは2種類あります。
・寄付金あり(1,000円以上)
オリンピックとパラリンピックのエンブレムと更に背景の図柄まで入ったゴージャスな見た目のナンバープレートです。
・寄付金なし
白ナンバー(背景なし)にオリンピックとパラリンピックのエンブレムのみが入ったナンバープレートです。
せっかくならば1,000円払って背景の図柄が入ったナンバープレートがいいですよね!
※オリンピック仕様のナンバープレートは日本で開催することを記念として作成、発行されました。また、大会を支援する目的もあります。
※事業用の軽自動車はオリンピック仕様のナンバープレートに交換できません。
軽自動車を黄色から白色に変更する時
正式に軽自動車が白ナンバーになるわけではありません。
上で紹介した「オリンピック仕様」のナンバープレートに交換をするか、「ラグビーワールドカップ仕様」のナンバープレートに交換することで、普通自動車と同じ白ナンバーになります。
「ラグビーワールドカップ仕様」のナンバープレートも寄付金(1,000円以上)ありで、背景が図解入りにできます。
まとめ
ポイント
・ナンバープレートの交換は全て自分でやる。
・普通車の後ろのナンバープレートに付いている封印の取り付けは陸運局の人が行う。
・2番ドライバーで封印を貫通させて3番ドライバーで中のボルトを外す!
・ナンバープレートを外すのは引越しの時・廃車の時・東京オリンピック仕様にする時・軽自動車を白ナンバーにする時
ナンバープレートを外す道具は陸運局にも置いてありますが、これを機に車載しておく方が良いですね。
初めての交換の時は、ボルトがサビてたせいで外すのに苦労するパターンが多いのでステンレス製のボルトに付け替えると良いですね!
引っ越しをした時は、住所ではなく管轄の陸運局が変わると、ナンバープレートが変わる事には注意が必要ですので覚えておきましょう!
オリンピック仕様のナンバープレートはかっこいいですね♪ 特に軽自動車はナンバープレートが黄色いから、見栄えが悪いと思っているドライバーは多いようです。
軽自動車はオリンピック仕様のナンバープレートに変えると、クラスが高い普通車のような見た目にもなりますよね!
ナンバープレートの外し方はマスターしておきましょう!
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