みなさんは大晦日の献立はなんでしょうか。
大晦日といえば年越しそばだよ、という人が大多数かもしれません。
中には年越しそばは本当に日付が変わるころに食べて、夕食はまた別なものを食べるという人もおられるかもしれません。
いろいろ見てみると年越しそばだけでなく、いろんなものを食べていることが判明しました。
そば以外にどんなレシピや献立があるのでしょうか?
また、すき焼きというのは大晦日の食事としてありなのでしょうか。
そして関東と関西では違うと言われる作り方とは?
そのあたりを探ってみたいと思います。
大晦日に食べるもの
大晦日といっても朝ごはん、昼ごはん、晩ごはんとありますが、ここは晩ごはんの献立ということで、まず は晩ごはんランキング、いってみます。
大晦日晩ごはんランキング
第1位そば
これは間違いなく1位です。
日本で行事に関する食べ物にはいろいろt意味がありますが、そばについては 「人生はそばのように細く長く生きるという意味で食べる」ということです。
大晦日の風物詩ですね。
第2位すし
お寿司はいそがしい大晦日にうってつけの献立かもしれません。
正月のいろんな準備も済ませ、ほっと一息、テレビを見ながらみんなでお寿司 、というのは主婦にありがたい献立ですね。
第3位鍋(すき焼き、水炊き、ちゃんこ等)
鍋類も人気のタベモノ。
一番多かったのはすき焼き。
これも関東風と関西風で作り方が違うのですが、東西問わず人気。
他にも、カニ鍋、鴨鍋、ちゃんこ鍋、水炊き等毎年これを作って食べるという家族が多いようです。
毎年大晦日にはこれという食べ方過ごし方が決まっていて、それを食べると「もうすぐ今年も終わる」と感じる方も多いようです。
第4位てんぷら、から揚げ
天ぷらを食べる地域も多いようです。
年越しそばと一緒に天ぷらを食べる場合もありますし、お寿司、お鍋と並んで人気の様子。
から揚げもパーティーや人が集まる食事の場では外せないですね。
帰省で実家などに帰り、それぞれの家庭のから揚げの味が久しぶりに食べれるという事で人気なのかもしれません。
第5位おせち料理
おせち料理は元旦に食べるという方が一般的には多いのですが、北海道や東北の一部の地域では大晦日に食べる風習がある所もあるそうです。
大晦日に食べるのはフライングのような感じがしないでもないのですが、大晦日におせちを食べる北海道や東北では一日は日が落ちた時から始まるという昔の風習があってそうすると、大晦日のよるはもう元日扱いという事になるからだそうですよ。
で、元日はお雑煮やおせちの残りを食べるそうです。
以上「2012年12月みんなでベストファイブ グルメランキング調べ 」から引用しました。
お寿司、お鍋はいつものごちそう、から揚げは大晦日に集まった親戚たちとガッツリ食べるという感じでしょうか
2位のおすしや3位の鍋、4位のから揚げなど結構ガッツリと食べているもんですね。
大晦日の晩ごはんにすき焼きは有り!
ランキングでもしっかり3位でしたね。
3位はなべ物全体ということなのですが、やはりそのなかでもすき焼きが一番多いようです。
なんとなくたくさんある鍋種類の中でもすき焼きには特別感があるのでしょうか。
大晦日にすき焼きを食べる理由を調べてみました。
- 大晦日は豪華にすき焼きをたべながら紅白を家族で見る。
- 大晦日のお肉は高価な特上肉で楽しみにしている。
- 大晦日はおせちだなんだと忙しいから切って並べるだけの簡単料理だから。
- 普通の鍋より豪華に見えるからすき焼き。
- 暖かいし、みんなで囲めるところ。しかも鍋みたいにいつものメニューではないから結構楽しみ。
- 大晦日は普段買わないような高価な食材でやるので 楽しい夕飯になります。
- 私の実家がそうだったので・・ そして、閉めにそばの麺を入れて食べます。
- うちではすき焼きです。ちょっといいお肉で(笑)
- 年末年始はよいお肉が出回るのでここぞ!と楽しみます。 最後にうどんを入れて年越しそばの代わりとしてます。
- 実家の母が毎年すき焼きを作ってくれていたので、私もすき焼きを作っています。
- おせちを作るのに忙しいから、すき焼きだと楽ですね。
- 関西人の父を持つ私の実家では、親戚からお歳暮で送られてくる神戸牛でスキヤキでした
- 我が家では、すき焼きか、しゃぶしゃぶか寄せ鍋にして 〆にうどんを入れて年越そば代りに頂いてます。
- お鍋がいちばん手間がかからないし、おいしくて 温まるから。
読んでいるだけで美味しそうな匂いがしてきそうです。
すき焼きにする理由をまとめると
- かんたん、楽だから・・・・大晦日は忙しいので
- 豪華に見える・・・・・・・大晦日は特上肉を買う家庭が多いようです。
- 暖かいし、みんなで囲める・・大晦日はみんなでということですね。
- 実家がすき焼きだった・・・・習慣づいてます。
そしてすき焼きの締めとしてうどんの代わりにそばを入れるというつわものも。
すき焼きのレシピ
すき焼きなんて材料を切って入れるだけでしょう、と思ったあなた。はい、そうなんです。
でも関西と関東では作り方が違うのをごぞんじでしたか?
その違いは「割り下(わりした)」なんです。
関東風と関西風のすき焼きレシピ
関東風は
- だしに醤油・砂糖・みりん・酒などの調味料を混ぜた「割り下」をあらかじめ鍋に入れる
- 牛肉や豆腐、糸こんにゃくなどの具材を煮る。
市販の割り下もあります。
関西風は、
- 火にかけたすき焼き鍋に牛脂を引いて牛肉を焼く
- 砂糖と醤油で味を付ける
- ねぎ、春菊などの野菜や、豆腐、糸こんにゃくといった具を加える。
- 砂糖、しょうゆ、酒などを加えながら作っていく。
本来は焼いた肉だけを先に味わい、残った肉汁と牛脂の上に野菜や焼き豆腐などを盛り合わせ、それらから出た水分で炒りつけていました。
現在はこの2つを足した作り方が多いように思います。
- 牛脂で白ネギと肉を焼く
- 野菜、こんにゃくなどを鍋に入れる
- 割り下で味付けする
関西でも作りやすさや味が一定であるという点からも割り下を使う家庭が増えているように思います。
まとめ
- 大晦日に食べるものはそば以外に寿司、鍋、唐揚げ、おせちなどがある。
- 鍋の中ではすき焼きが人気。
- すき焼きは簡単に作れて肉もいつもより豪華だから。
- 作り方は「割り下」を入れる関東流がかんたん。
わが家ではすき焼きはお正月メニューです。大晦日にすき焼きとなると正月はカレーでもしましょうか。
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