夏の季節になるとあの嫌ーな音が聞こえるようになりますよね。
そう。蚊の飛ぶ「ブ~ン」という音です。
部屋で寛(くつろ)いでいる時には、ゆっくりできません。
また、夜寝床に入ってもあの音が聞こえたら、蚊を見つけて退治しないと気になって眠ることが出来ませんね。
それにしても寝床に入ったときにはいなかったのに、一体どこに隠れていたんでしょうか。
そこで今回は海外で行われている2つの凄い蚊の見つけ方と、昼間の蚊の習性を利用した探し方を、それぞれご紹介したいと思います。
実は蚊は意外なところに身を潜めているんです。
それでは早速いってみましょう。
海外式の2つの見つけ方が凄い
ここでは海外で行われている2つの凄い蚊の見つけ方をご紹介します。
いずれも夜です。
①懐中電灯で見つける方法
②テクノロジーを活用して罠にはめる
それでは具体的に見ていきましょう。
①懐中電灯で見つける方法
1. 懐中電灯を手に取り、部屋の明かりを消す。
2. 懐中電灯はまだオフにしたまま、小さな明かり(テーブルランプや携帯電話など)をつける。
3. その状態で部屋をゆっくりと歩き回り、蚊の羽音を探す。上手く行けば、1、2分の内にその明かりに向かってきて、近くの壁に止まる。
4. 壁に対して平行に懐中電灯を照らし、壁を這わせる様に動かしていく。
5. 蚊がいる場合、大きな影が見えるので、あとはその蚊を叩いてしまう。
②テクノロジーを活用して罠にはめる方法
1. ベッドに仰向けに寝そべり、明るさを最大にした携帯、もしくはタブレットを胸の上に置く。
2. その明かりがついた状態で布団の掛かった膝を曲げ、自分の目線に真っすぐに入る様にする。すると蚊が見えやすくなる。
3. 明かりの元となっているものに向かって大きく息を吐く。二酸化炭素と明るさによって蚊がそのエリアに侵入してくることを期待する。
4. それを待ち構えていると、蚊は自分に向かってくるばかりか、携帯やタブレットに止まる可能性もある。あとはその蚊を叩く。
蚊は明るいときは暗い所に向かうけれども、真っ暗になると僅かな明かりを頼りにするという習性があると思われます。
そこををうまく利用した方法を考え付いたところに驚きと感心を覚え、凄い見つけ方という表現をしました。
では、ここで手でうまく叩く方法をご紹介します。
手で叩く方法はこれ
皆さんは目の前で蚊を見つけた時、手でたたいていますよね。どんな風に手で叩いていますか?
おそらくほとんどの方が、左右の手で挟むように叩いているのではないでしょうか。
実はこれだと蚊が逃げる確率が上がってしまうんです。
蚊は上下の移動は得意です。左右の手で挟むと上下に逃げてしまいます。
逆に左右の動きは苦手なんです。
ですから手で叩くときは、上下で挟むように叩いてやると、確実に仕留めることが出来ます。
*実際に蚊を見つけた時に、上下で挟むように叩いてみました。
いつもは逃げられ、何回も探しては仕留めそこなうのですが、上下に叩くと簡単に仕留められました。
おススメです!!
昼間であれば蚊の習性を利用して探そう
蚊の「ブ~ン」という音が聞こえて目で追っていても見失うことがあります。
一体どこに消えたのでしょう。
昼間の部屋での蚊の見つけ方って何かあるんでしょうか。
実はあるんです。
それは蚊の習性で好む場所を知って、そこを探せばいいんです。
こんなところに蚊は隠れています。
こんなところに蚊はいる
見つけ方①:暖かい場所を探す
蚊は25~35度の暖かい場所を好みます。
夏場に発生するのもそのためです。
日が当たって暖かくなったカーテンや、布団などにとまっていることがよくあります。
見つけ方②:テレビ等の家電の裏を探す
テレビの裏は熱で暖かくなっています。暖かい場所を好む蚊にとっては居心地のいい場所です。
電気スタンドの傘にとまっていることもあります。
見つけ方③:暗い場所を探す
蚊は暗い場所を好む傾向があります。パソコンやテーブル、家具などの裏にとまっていることがあります。
家電の裏(暖かい場所)や暗い場所に蚊が潜んでいることがわかりました。
それでも見つからない時がありますよね。
では、おびき寄せる必殺技をご紹介しますね。
おびき寄せる必殺技
・テレビをつける
テレビをつけるとテレビの裏が暖まります。蚊は暖かいところを好みますから寄ってくるというわけです。
・シャツや靴下を囮(おとり)にする
洗濯前のシャツや靴下をぶら下げておくと囮として使えます。
蚊は人間の体温や汗の匂い、二酸化炭素などを感知して寄ってきます。
・アルコール類を飲む
アルコール類(日本酒やビールなど)を飲むと蚊は集まってきます。
アルコールが分解されるときに発生する二酸化炭素に反応するようです。
飲みすぎて、蚊が近づいてくるのを見逃さないよう気を付けなければいけませんが。(笑)
いずれの場合もうまく叩いて下さいね。
それでは参考に蚊に刺されやすい人の特徴を紹介します。
蚊に刺されやすい人の特徴ってある?
蚊に刺されやすい人と、刺されにくい人がいるのは事実です。
では、どうしてそんな違いが出てくるのでしょうか。
実は高校生の研究の結果から、足の裏の常在菌が多いと、蚊に刺されやすい事がわかりました。
蚊に刺されないための研究を続ける高校生の田上大喜さん。足の裏の常在菌に注目し、「足の裏を拭くと蚊に刺されにくくなる」という方法を発表しました。蚊に刺されやすかった妹のため、この研究を始めたそうです。(映像提供:日テレNEWS24)https://t.co/bepAkrKWRH pic.twitter.com/NIflDdb2iw
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) July 31, 2018
対策として、足を洗ったりアルコールなどで除菌をすれば刺されにくくなるわけです。
それにしても大した高校生ですねえ…。
蚊ではないですが、嫌なダニの対処の仕方の記事もありますので良かったら読んでみて下さいね。
関連記事:家の中での虫刺され:犯人はダニかそれとも!?こんな症状です。(閲覧注意)
まとめ
- 海外式の2つの見つけ方は凄い(①懐中電灯で見つける方法②テクノロジーを活用して罠にはめる方法)
- 昼間であれば、蚊の習性を利用して探す。(テレビの裏など暖かい場所や、テーブルの裏など暗い場所を好む。)
- 蚊をおびき寄せる方法はいくつかある。昼間はテレビをつける。洗濯前のシャツや靴下を下げておく。
- 蚊を手で叩くときは左右からではなく、上下で挟むように叩いてやると確実に仕留められる。
- 蚊に刺されやすい人は足の裏の常在菌が多い。足を洗ったりアルコールなどで除菌をすれば刺されにくくなる。
以上、部屋での蚊の見つけ方について見てきました。
この夏はこの情報で乗り切って下さいね。
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