ボーナスの貯金の割合はいくらが理想?しっかり貯めたい独身の場合。

ビジネス

今年もあと一月半ほどで冬のボーナスの時期ですね。みなさんはボーナスをどうしていますか?

全額貯金派ですかそれともプチ贅沢に使いますか?

若い女性の場合だといろいろ悩みが多いようですね。

「私は25歳OL。もうすぐボーナスが出るんだけど全額貯金しなければいけないのかな。

みんなどれくらい貯金に回してるんだろう。

そろそろ結婚費用のことも考えたいし。

でも年末はハワイに行きたいんだけどなあ。

うーん、どうしよう?」

遊びには行きたいけど行けば貯金に回す金額が減りますよね。その辺の線引ってなかなか難しいものです。

そこで今回はボーナスの貯金について調べてみることにしました。

独身者の貯金の割合など、いろいろ参考になると思いますよ。

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ボーナスの貯金の割合はいくらが理想?

理想を言えば全額預金に回した方がいいでしょう。

ですがそれでは何も出来ません。

あるクレジット会社が行ったアンケートによると、20代の場合は男女ともに50%以上の人が貯金をしているという回答でしたが、その割合についてはまちまちのようです。

ですが複数のファイナンシャル・プランナーが勧める貯金の割合は7:3だそうです。

なるほど、妥当な割合かも知れませんね。

独身者がもっておきたい目標

さて貯金をするにしても目標を決めておかないと張り合いがないですよねえ。

独身で彼氏や彼女がいない場合などは特に目標が決め辛いでしょう。

ですが、やはり「結婚」を目標に置いた方がいいと思います。

まだ見ぬ相手を思い描きながら貯金をするのも悪いことではありません。

それでも実感が無い場合は「マンションの購入」という目標はいかがでしょうか。

それも具体的に考えるのがコツです。

つまり頭金をいくら入れれば毎月の支払いはいくらで済むと頭の中でシミュレーションをするんです。

貯金を続けるモチベーションになると思いますよ。

独身者が貯めておきたい目標値

それでは具体的な貯蓄額はいくらに設定しておけばいいのでしょうか。

多ければ多いに越したことはありませんが、漠然としすぎると途中で息切れをしてしまいます。

目標額はズバリ500万円に設定しましょう。

最近の平均結婚費用(結婚式や新婚旅行などの総額)は、460万円ほどかかると言われています。

そしてマンションの頭金にするにも500万円くらいは入れておきたいですよね。

そのどちらもクリアできる金額というわけです。

独身者が溜めるお金の期限

500万円を貯めるにしても、いつまでに貯めればいいのでしょう。

早いうちに貯めることが出来ればいいのでしょうが、20代は給料が安いのが普通です。

23歳から貯金をはじめて30歳までに500万円を貯めようとすると、年間70万円以上貯金しなければなりません。

夏・冬合わせたボーナスの全額を貯金に回しても追いつかないかも知れません。

最近は晩婚化が進んでいますから10年で500万円を目標にするのがいいでしょう。

年間50万円の貯金ということになるので、毎月2万円プラスボーナスは2回で26万円の貯金で済みます。

ぐっと現実的な数字になりますよね。

ちょっと気になるボーナスの平均

ボーナスは業種や職種によって大きく変わるものです。

また公務員と民間でも違いますし、民間なら大企業と中小企業では大きく異なるものです。

支給回数も年2回と決まっているわけではありません。

1回のところや3回のところもありますし、中にはボーナスという制度を設けていないところもあります。

そこでボーナスの平均額について見てみることにしましょう。

大企業の場合

経団連によると2018年夏の大企業のボーナス支給額の平均は96万7386円だそうです。

20代がどれくらい貰っているかと言うと、24歳から27歳で66万5775円となります。

これは同年齢の国家公務員よりも10万円ほど高い金額です。やはり大企業は強いですね。

中小企業の場合

大阪シティ信用金庫によると2018年夏の中小企業のボーナス支給額の平均は26万2570円だそうです。

大企業と比較するとかなり開きがありますね。

20代でいくら貰えるのかは、調査結果が見当たらないので推定になりますが、平均が26万2570円ですから概ね半額くらいでしょう。

厳しいですね。

実際にはどれくらいの割合を貯金しているのか

前述した通り50%以上の人がボーナスを貯金に回しています。

割合は概ね7:3から8:2で貯金をしている人が多いようです。

ですが大企業に勤めている人なら7~8割を貯金出来るかもしれませんが、中小企業の場合は厳しいかも知れません。

独身は何にボーナスを使っているのかな?

独身のボーナスの使い方には男女で差があります。以下、ランキング形式で見ていくことにしましょう。まずは男性の使い道から。

・ボーナスの使い方(男性)

①ローンの返済

ローンの返済で多いのは自動車やバイクです。実用というよりも趣味性の方が高いようですね。

②ギャンブル

普段はギャンブルをしない人でもボーナスの時だけはするという人も多いんです。

③飲み会

友人たちとの飲み会だけではなく、異業種交流などの飲み会で使う人もいます。参加費もかかるのでボーナスから当てているんです。

④スーツや靴・時計などの購入

これはサラリーマンには必須のアイテムです。頷ける使い方ですね。

⑤パソコン

意外と多いのがパソコンの購入です。ノートタイプで10万円、デスクトップで15万円ほどかける人が多いようです。

 

・ボーナスの使い方(女性)

①旅行

女性のボーナスの使い方の1位は旅行です。特にアジアへの旅行が人気なんだそうです。気軽に行けますからね。

②自分磨き

これも女性ならではの使い方です。エステやコスメなど普段よりも高いコースを受ける人が多いんです。

③ブランド品の購入

「エルメス」や「ルイ・ヴィトン」、「プラダ」といった高級ブランドの人気が高いようです。

④貯金

これも女性らしい堅実な考え方ですね。

⑤スキルアップ

英会話や資格の勉強など自分のスキルアップのために投資をしている人も多いんです。

 

こうしてみてみると男性と女性ではずいぶん違うものですねえ…。

終わりに

いかがでしょうか。独身者の場合は出来れば7~8割を貯金に回した方がいいようです。

中小企業にお勤めの方にはハードルが高いかも知れませんが、貯金は将来の自分への投資でもあるんです。

500万円の目標が困難なら300万円でも構いません。

とにかく貯金をする癖を付けて下さい。

ビジネス暮らし方
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