今回は、私の家内から聞いて書いた記事です。
皆さん、こんな経験をしたことがありませんか?
「ケーキ作りが好きでよくショートケーキを作るんですが、いつも生クリームの出来がいまいちなんです。ゆるいと言うか…」
生クリームが主役のケーキで、生クリームがゆるくていまいちでは様になりませんよね。
そこで今回はお店のようなしっかりした生クリームの作り方をご教示させていただきたいと思います。
いくつかのポイントを押さえれば美味しい生クリームが出来るんです。
しかも、そんなに大変なことじゃないんです。読み終えたらぜひ、ケーキ作りにチャレンジしてみてください。
上手く出来るようになれば今年のクリスマスケーキは自家製でいけるかも知れませんよ!
ゆるい原因!
生クリームがゆるくなる原因はいくつかあるんです。ですから逆にそれらを潰していけば、しっかりした生クリームが出来るはず。
それでは順を追ってゆるくなる原因とその対処法を見ていくことにしましょう。
原因1・植物性のモノを使ってる?
そもそも生クリームには種類があります。動物性のものと植物性のものに分けられるんです。
ケーキの生クリームには動物性のものを使うことが大事なんです。植物性のものは泡立ちにくく、ゆるい生クリームにしかなりません。
コーヒー用フレッシュや料理用の低脂質のものも同様です。
まずは買う時によく確認するようにしてくださいね。
原因2・水分がついてる?
ボウルやハンドミキサーは使う前によく拭いておくことが大事なんです。水滴がついていると、ゆるくなる原因となります。
きれいに洗ったらしっかり拭いておくことを心がけてください。
原因3・調理器具があったかい?
調理を始める前に生クリーム、ボウル、ハンドミキサーのヘッドをよく冷やしておいてください。
夢々、室温で調理を始めるようなことはしないでくださいね。
また、ボウルの下には氷を敷くことも忘れずに。ともかく冷やすことが大事なんですよ。
原因4・作ってから時間が経ってない?
泡立てた生クリームをボウルに入れたまま保管するのはやめましょう。ほんの数時間でゆるくなってしまいます。
ですから生クリームを作ったらすぐに使うことが大事なんです。
でも、どうしても保管したいのであれば、あまり硬く泡立てすぎず6分立てか7分立てくらいの柔らかい状態で保存してください。
使う時には小さなホイッパーで泡立てるようにすれば大丈夫。
生クリームはいったん固く泡立てて、その泡がつぶれて柔らかくなると、再び固く泡立たなくなるという特性があるんです。注意してくださいね。
プロに聞いた硬い生クリームを作るコツ。
ここで具体的な作り方を知りたいですよね。実はこっそりパティシエさんにお聞きしてきたんです。それがこちら!
①脂肪分の多い生クリームを使う(45% ないし47%)
②生クリーム、ボウル、ハンドミキサーのヘッドはよく冷やしておく。ボウル、ハンドミキサーはよく拭いておくこと。
③ボウルの下に氷水をあてたたま泡立てを始めます。
④最初の泡立て速度はゆっくり目がいいでしょう。
⑤砂糖を加えるのはある程度泡立ててからにしてください。5~6分立て(ご、ろくぶだて)くらいがいいでしょう。また加えるときには一気に入れてください。
⑥レモン汁を数滴加えてください。目安は100グラムに対して2~3滴です。この一気に砂糖を加えることと、レモンを数滴加えることはメレンゲ作りにも応用できます。泡を抱き込んで安定化させるという点では同じことなんですね。
とにかく冷たく、というのがポイントのようです。
知り合いの激ウマパテシェさんはとにかく作業する部屋は寒いですね。冬でも絶対暖房はつけません。
家で生クリームを泡立てる時、わざわざ暖房の効いた部屋に移動して泡立ててましたからそりゃあゆるゆるの生クリームが出来上がりってわけでした。
参考記事 ↓
生クリームを泡立てる簡単な方法を紹介!プロから聞いたコツを伝授
終わりに
いかがでしょうか。生クリームを買うところから調理は始まるんですね。目からウロコと言うか盲点だったかも知れません。
でもこれで生クリーム作りはクリア出来るんじゃないでしょうか。
彼氏にサプライズで手作りケーキを振る舞うのもよし、デコレーション・ケーキを作ってクリスマスを楽しむのもよしですよ。
皆さん頑張って女子力をアップしましょう!
男性でこれができたら、女子からもてるのは間違いないでしょう。(笑)
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